第131回秋季北信越高校野球県大会の支部予選が11日、開幕した。 三条勢のトップを切って出場した三条東は7-10で長岡向陵に競り負けた。 ノックを終えて挨拶する竹田監督 三条東の斉藤監督 長岡向陵の先発・石田(2年) 三条東の先発・小倉(2年) 六回裏、長岡向陵は2死満塁から1番三瓶(2年)が左中間に3点二塁打を放ち6-4と逆転する。 三条東は九回表、途中出場の登坂(2年)が2死一、三塁から右前安打を放ち3点差まで詰め寄るが及ばなかった。 長岡向陵は1992年夏、甲子園に初出場している。 当時の小柳監督は早稲田イズムを浸透させ、スパルタ野球で部員達を鍛え上げた。 創部わずか9年にしての快挙だった。 この年のチームは秋も春もベスト16止まりでまったくのダークホース的存在だった。 夏の決勝では新潟南を2-1で破る。優勝の瞬間、小柳監督がベンチ前で泣き崩れたシーンが思い出される。 私が初めて長岡向陵のゲームを見たのが、1987年秋の北信越中越地区予選だった。 小千谷市の白山運動公園野球場で長岡商と対戦した。 結果は長岡向陵が9-2(八回コールド)で長岡商に勝った。 この試合はまさに新旧交代を告げるような展開になった。 長岡商は試合前のシートノックからおかしかった。ベテラン黒田監督のノックが外野まで飛ばない。 さすがに体力が衰えたようだ。 また三塁手がファンブルしつづけると、わざとショートにゴロを打って「お前のボール」だと怒鳴りつける。 一方の長岡向陵は坊主頭もツルツルで、内野手の送球や球際の足の運びは、甲子園に出場した時の長岡商を彷彿させるようだった。 決定的だったのは七回裏だった。1死一、二塁で長岡向陵はダブルスチールで長岡商のバッテリーを揺さぶる。 黒田監督は一呼吸おかせようとベンチからタイムを要求したが、投手が聞き取れなかったのかすぐに投球して、痛打を浴びた。 もはや選手と監督の信頼関係がなくなっているようだった。 長岡向陵の精神野球を見た私は、近いうちに甲子園に出るだろうと感じ取った。この4年後に見事甲子園に出場する。 新設校でも「やれば出来るんだ」と証明させた結果だった。 Canon EOS 70D EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM F8.0 1/1600秒 ISO1000 12:00 曇り 撮影日 2014.9.11 撮影地 三条市月岡・三条パール金属スタジアム 良かったらここをクリックして下さい。
by chonger53
| 2014-09-12 20:34
| スポーツ
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