人気ブログランキング | 話題のタグを見る

常勝文理!ベスト4

003.gif005.gif038.gif066.gif
第96回全国高校野球選手権大会第12日は22日、準々決勝が行われ、日本文理(新潟)は聖光学院(福島)を5―1で下し、準優勝した2009年以来5年ぶりの準決勝進出を果たした。

日本文理は初回1死二塁から3番・小太刀の左中間適時二塁打で1点を先制。その裏、聖光学院も1死二塁から3番・柳沼に右前適時打を放ち同点とする。
2回表、日本文理は2死二、三塁から小太刀の中前適時打で1点勝ち越した。

その後は飯塚と聖光学院・船迫の投げ合いになったが、日本文理は7回2死一、二塁から5番・小林の当たりは一塁後方へフラフラと上がった飛球。これを聖光の一塁手がミットに当てて落球(記録は二塁打)、日本文理が3-1とリードを広げた。

日本文理は9回2死から聖光の2番手・今泉を攻め、連打で一、二塁として3連続死球で2点を追加。
エース飯塚は2回以降、走者を出しながらも聖光に得点を許さず、10安打1失点で4試合連続の見事な完投勝ちだった。

私の予想では8-7くらいの打撃戦だと思ったが、飯塚投手が打たせてとる抜群のピッチングを見せたことが文理の勝利につながった。
8回裏には2死二塁でセンターに抜けるかと思った打球を自らのグラブでたたき落とし、投ゴロでピンチを脱した。もしあの打球が抜けていたら聖光学院に反撃のきっかけを作らせたかもしれない。

文理の攻撃で気になる点がある。
先頭の鎌倉がヒットで出ると9番飯塚は必ず強攻策に出る。
2回表は成功してチャンスを広げ追加点となったが、4回表は失敗し得点機の逃した。
6回表は1死から7番竹石(三条市・大崎中出身)が三塁打を放つが、鎌倉はスクイズせず三振した。
逆に1番の星が出塁すると黒台が犠打でスコアリングポジションに送る。初回と6回表はそれが成功しタイムリーにつながっている。
これではバントをする選手が黒台だけだと相手にわかりやすくなる。
無死1塁で送りバントするかヒッティングするかでの得点率はさまざまな諸説の本を読むと、はっきりどちらがよいかとういうデーターはない。
三割以上の打者なら打つ、相手の投手が上なら送る等、その場の状況で監督が見極める事が1番大事なのかもしれない。
ただ文理の場合は極端すぎるので他の選手にも、多彩な戦法を考えてもらいたい。

今日の準決勝は夏春夏と3季連続甲子園に出場した三重高だ。
準々決勝では明治神宮大会決勝で文理に逆転勝ちした沖縄尚学に打ち勝って来た。
甲子園のチーム打率も文理と同じでまったく互角の戦力分析である。

文理が勝つにはエース飯塚のピッチング次第である。
すでに4試合連続完投で肩はパンパンにはっている。
文理が勝つには先手先手でゲームを作り、飯塚の負担を少なくしてやりたい。おそらくエラーも出て得点が入ったりする乱れた試合になる気がする。
三重のエース今井は軟投派の左腕だ。1つポイントをあげるなら文理の右打者とのヒットエンドランだろう。
無死1塁で池田、小林、新井、鎌倉には積極的にエンドランを仕掛けてもらいたい。
走者になった選手には健大高崎のような走力で次の塁を狙ってほしい。
大井さんの采配が注目される。

さあ、全国制覇まであと2つ。
常勝文理!ベスト4_a0267861_22392639.jpg

Canon EOS 50D  SIGMA18-250mmF3.5-6.3 DC OS HSM
F6.3 1/640秒  ISO400 8:02 晴れのち曇り
撮影日 2010.8.19 撮影地 兵庫県西宮市・阪神甲子園球場

人気ブログランキングに登録しています。
良かったらここをクリックして下さい。

by chonger53 | 2014-08-23 22:39 | スポーツ
<< 西燕駅 燕市役所 >>