三条vs県央工

招待野球が終わって急遽、三高と県央工の練習試合が決まった。
三高の勝監督と県央工の井口部長は師弟関係にある。
勝さんは1995年夏、六日町高の監督として甲子園に初出場した。その時のセカンドが井口さんだった。
まだ3時前である。このまま両チームが帰っては甲子園を目指す学校として物足りない。

昭和51年夏、長岡高は県大会で準優勝した。
当時の柴山監督が創立100周年の記念誌にこんな事を書いている。
春の大会で優勝したチームをもう1ランク上のチームにしようと6月に15泊16日の強化合宿を行った。
朝は10缶のティーバッティング、午前中3時間半の猛練習。
その後、疲労困憊の中で修徳高との招待試合を行う。結果は11－0（七回コールド）の大敗。試合後は8時30分まで練習した。
保護者の方が朝・夕食の準備をしていただいた事で無事大合宿が終了したとある。
この年の長高は本当に強かったが決勝で高田商に敗れ甲子園に行けなかった。

三高と県央工の試合は6－6の引き分けに終わった。
両チームとも主力を温存し控えの選手中心のゲームだったが、普段試合に出れない選手をたくさん撮影できた。

2年前、新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに所属していた正田投手（1999年桐生第一で全国制覇）にどうしたら三条勢は勝てますかと聞いて見た。すると「投手ですね」と一言。

私もそう思う。野球はピッチャーが無得点に抑えれば負けはしない。
しかし甲子園で優勝するとなると投手だけでなく、バッティングや守備などのバランスが重要となる。

三条勢はまず甲子園に出る事を目指し、投手力を底上げすべきだ。
江川卓のような怪物投手の出現を期待する。

県央工の先発・成海（3年）

Canon EOS 7D　EF70-200ｍｍＦ2.8Ｌ IS ＵＳＭ＋エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6　1/1000秒　ＩＳＯ320　14:56 晴れ
撮影日 2013.6.9　撮影地　三条市月岡・三條機械スタジアム

三条高の先発・金子（3年）

Canon EOS 7D　EF70-200ｍｍＦ2.8Ｌ IS ＵＳＭ＋エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6　1/1250秒　ＩＳＯ320　15:04　晴れ
撮影日 2013.6.9　撮影地　三条市月岡・三條機械スタジアム

県央工の石橋（1年）、津南から今春入学した期待のピッチャーだ。
中越のエースだった穐谷投手のフォームに似ているなあ？

Canon EOS 7D　EF70-200ｍｍＦ2.8Ｌ IS ＵＳＭ＋エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6　1/1600秒　ＩＳＯ400　16:13　晴れ
撮影日 2013.6.9　撮影地　三条市月岡・三條機械スタジアム

三条高の2番手は宮嶋（3年）、私の高校時代の友達のお子さんである。

Canon EOS 7D　EF70-200ｍｍＦ2.8Ｌ IS ＵＳＭ＋エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6　1/1600秒　ＩＳＯ400　15:49　晴れ
撮影日 2013.6.9　撮影地　三条市月岡・三條機械スタジアム

九回表、県央工はキャプテン山岸の2点タイムリーでようやく6-6の同点とした。

Canon EOS 7D　EF70-200ｍｍＦ2.8Ｌ IS ＵＳＭ＋エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6　1/1600秒　ＩＳＯ320　16:26　晴れ
撮影日 2013.6.9　撮影地　三条市月岡・三條機械スタジアム

最終回、県央工は土田（3年）が無得点に抑え、引き分けに持ち込んだ。

Canon EOS 7D　EF70-200ｍｍＦ2.8Ｌ IS ＵＳＭ＋エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6　1/1600秒　ＩＳＯ320　16:29　晴れ
撮影日 2013.6.9　撮影地　三条市月岡・三條機械スタジアム

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